保坂 啓一 Keiichi Hosaka DDS, PhD,共同創業者,CDO, amidex Inc.

2003年

国立大学法人東京医科歯科大学歯学部卒業,歯科医師免許取得

2005年

米国ジョージア医科大学歯学部客員研究員

2007年

国立大学法人東京医科歯科大学大学院修了(歯学博士)

2009年

国立大学法人東京医科歯科大学大学院助教

2021年

国立大学法人徳島大学大学院教授(〜現在)

2023年

国立大学法人徳島大学ポストLEDフォトニクス研究所教授(併任、〜現在),米国マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員

2024年

米国ADAフォーサイス研究所 Forsyth Institute客員研究員

歯科保存治療専門医指導医、接着歯科治療専門医指導医、日本歯科審美学会認定医

近著:CR修復が速く確実・きれいに行える クリアインデックステクニック

ご挨拶

amidex共同創業者で、CDO(Chief Dental Officer)を務めております保坂啓一です。

大学時代、最も興味をもった学問の一つは解剖学でした。歯がいかに重要な生体硬組織であるかに感銘を受け、歯科保存学について探求していくことを決意しました。FDI(国際歯科連盟)がMinimal Intervention Dentistry(最小限の介入歯科)の必要性を提唱し始めたのも,ちょうどこの頃でした。

大学院時代には、東京医科歯科大学田上順次教授,ジョージア医科大学David Pashley教授といった,歯科保存学および接着歯学の世界的権威から研究の手ほどきを受け、以降20年以上にわたり、健康な歯をできる限り削らずに保存する治療法の実現に向けて、研究・臨床・教育に尽力して参りました。

近年ではデジタルデンティストリー技術を駆使した、次世代のコンポジットレジン修復治療の実現に注力しています。その成果の一つとして、2023年に革新的なクリアインデックスシステムの開発に成功し、スタートアップ企業amidexを設立しました。このシステムは、従来のフリーハンドによる治療術式が抱えていた技術的課題や時間効率の問題を解決し、歯科医師がより精度の高いインジェクションテクニックを用いたコンポジットレジン修復治療を行えるようサポートします。

私たちの夢は、世界最先端の治療支援技術を通じて、世界中の人々の口腔健康を守り、QOL(生活の質)の向上に貢献することです。これまでに、国内外の様々な研究機関および、企業の歯科医療従事者や歯学研究者と連携協力して参りました。今後も、最新の技術と知見を活用し、患者様一人ひとりに合わせた革新的治療支援技術を提供して参ります。

引き続き、皆様の温かいご支援とご指導を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社amidex CDO (Chief Dental Officer) 保坂啓一